2ウェイで提示されているリアルタイム為替レートを、任意のタイミングにて売買する注文方法です。新規注文と同時に、値幅を指定して決済注文を発注することが可能です。売りの場合は「売」の下にある取引レートを、買いの場合は「買」の下にある取引レートをクリックします。
新規および決済を指定しない注文方法です。ASとはAuto Select(オートセレクト)の略で、システムが自動的に新規・決済の判断を行い、決済の場合には4種類の決済パターンの中からお客様が事前に指定された方式により決済ポジションをシステムが自動的に選択します。
指値注文(リミットオーダー)
あらかじめ希望した価格と数量を指定して行う注文です。通常、現在レートよりも有利な価格を指定して注文を出します。
買い注文時は発注時の取引レートより低く、売り注文時は発注時の取引レートよりも高い取引レートの指定になります。
逆指値注文(ストップオーダー)
現在の価格よりも高い価格での買い注文・安い価格での売り注文のことです。通常、現在のレートよりも不利な価格を指定しての注文となります。
買い注文時は発注時の取引レートよりも高く、売り注文時は発注時の取引レートよりも低い取引レートの指定になります。
相場急変時には、指定したレートよりも不利なレートで約定(※)することがあります。
スリッページとは、注文したレートと実際に約定されたレートに差が発生することです。相場急変時や週明けなどの取引されない時間帯を挟んで取引が非連続的となったときなどに発生しやすくなります。
OCO とは、One Cancel Other(ワン・キャンセル・アザー)の略です。2 つの指値(逆指値)を同時に出し、どちらか一方の注文が約定した場合、もう一方の注文を自動的に 取消する注文方法です。
順番を決めた2つの指値(逆指値)注文を同時に出す注文です。最初は一次注文だけが有効であり、これが約定した場合に二次注文を自動的に発注します。
IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。一次注文の指値(逆指値)が成立すると、二次注文のOCOが有効になります。
「トレール」とは“追いかける”という意味で、相場の値動きに応じて、決済の逆指値注文のレートがある一定の値幅で相場に追従していく注文方法です。
保有するすべての未決済ポジションを通貨ペアにかかわらず一度の操作で決済する注文です。一度の操作で決済できますので、相場急変時にも時間をかけずに複数のポジションを決済できます。
なお、相場急変時や注文の集中等により、お客様の注文が約定しない場合がありますので予めご了承下さい。
ASストリーミング注文の利用設定は、楽天FX-WEB画面から行えます。また、マーケットスピードFXからも設定画面を開くことが可能です。
(楽天FX-WEB(PC): 口座 ⇒各種設定⇒ASストリーミング設定
楽天FX-WEB(スマートフォン):FXトップの「設定を変更する」⇒各種設定⇒ASストリーミング設定)
決済するポジションの自動選択は、以下の4つのパターンから選択可能です。
また、ASストリーミング注文・ストリーミング注文は、取引時間中のみ行うことができます。当注文は、受付順に約定しますが、相場急変時や注文の集中等により、当社が応じることができる数量を超えて、当社が受注した場合、約定可能数量まで受付順に約定処理を行うため、お客様の注文が約定できず、失効する場合があります。
iSPEED FX専用の取引画面で、チャートを見ながらASストリーミングを発注できる機能です。
常時変動する為替相場であってもチャンスを逃さず発注することが可能です。
ASストリーミングで決済する場合、以下の4種類の決済パターンから選択可能です。
選択パターン | 内容 |
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LIFO順 | Last In First Out (ラストインファーストアウト) 新しいポジションから順番に決済 |
FIFO順 | First In First Out (ファーストインファーストアウト) 古いポジションから順番に決済 |
P&L損順 | 取引単位あたりの損失額が大きい(又は利益額が小さい)ものから決済 (スワップポイントの損益は計算に含みません。) |
P&L益順 | 取引単位あたりの利益額が大きい(又は損失額が小さい)ものから決済 (スワップポイントの損益は計算に含みません。) |
ASストリーミング注文を発注された場合、発注済みの指値・逆指値注文はキャンセルされます。キャンセルする通貨ペアの範囲は、以下の2種類からあらかじめ選択してください。
外国為替証拠金取引(FX)のリスクと費用等について