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【つみたてNISA】増額解除前の金額で積立を継続する方法について

2020年10月30日

つみたてNISAの積立設定では、毎月の積立額を増額する設定ができます。この増額は設定した年の積立にのみ有効なため、その年の最終注文が確定する際に自動解除されます。
ここでは、特定口座(一般口座)を利用して自動解除前の金額で毎月の積立を継続する方法をご紹介します。

目次

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そもそも増額設定って?

つみたてNISAでは、年間の投資上限が40万円と決まっているため、月次では33,333円が積立設定の上限となっています。
ただし年の途中からつみたてNISAを始めた場合、上限33,333円の積立設定だけでは年間の40万円の投資上限を使い切ることができません。そのような場合に増額設定を使うことで月の積立設定額を増やすことができ、年間40万円の投資枠を使い切ることができます。

増額解除前の金額で積立を継続する方法

ここでは、解除された増額金額分を課税口座で積立する方法をご紹介します。STEP1~4の手順で、増額設定の金額を確認し、その金額分を特定口座(一般口座)で積立設定することができます。

STEP1
ログインし積立設定一覧画面へ

以下のボタンからログインし、積立設定一覧にお進みください。

STEP2
増額設定していた積立設定の金額横の矢印をクリック

増額設定をしていた積立設定の金額横の矢印を押し、「積立設定詳細」画面へお進みください。

積立状況:設定中

STEP3
積立設定詳細画面で解除された増額金額を確認

積立変更履歴より、1増額設定していた額2「増額金額」が「指定なし」という状態になっていれば、増額設定が解除されていることが確認できます。解除された増額金額は1となります。

STEP4
特定口座(一般口座)で積立設定

ログイン後のページより、「右上メニュー」>「投資信託」>「探す・購入」>「積立購入」とお進み頂き、ご希望のファンドをお取引ください。
積立設定時に特定口座(一般口座)を選ぶことで、これまでの積立額と変わらない積立設定が可能です。
また特定口座(一般口座)を選ぶことでつみたてNISAではお取引できなかった、当社取り扱いのほとんどのファンドが取引できるようになります。

  • 特定口座(一般口座)でのお取引に係る利益は課税対象となりますので、あらかじめご了承下さい。

活用術!つみたてNISAを使いつつ楽天カードクレジット決済を最大活用

楽天カードクレジット決済の月次積立設定上限5万円分をきっちり使ってポイントを最大限獲得したいのに、つみたてNISAだけでは5万円使い切ることができない。そのような悩みをお持ちではないでしょうか。
つみたてNISAは月の積立設定上限が33,333円と決まっていますが、そこに特定口座での積立を同時に行うことで楽天カードクレジット決済の上限5万円分をきっちり使うことができます。その設定方法について説明いたします。

STEP1
ログインし積立設定一覧画面へ

以下のボタンからログインし、積立設定一覧にお進みください。

STEP2
楽天カードクレジット決済の利用状況を確認

以下の積立設定一覧画面内赤枠の箇所にクレジットカード決済設定額の記載がございます。クレジット決済で毎月いくら利用する設定になっているか確認いただけます。
また5万円から現在利用いただいている額を差し引くと、クレジットカード決済の月次未利用金額を確認できます。

STEP3
特定口座(一般口座)で積立設定

ログイン後のページより、「右上メニュー」>「投資信託」>「探す・購入」>「積立購入」とお進み頂き、ご希望のファンドをお取引ください。
積立設定時に特定口座(一般口座)を選ぶことで、STEP2で確認したクレジットカード決済の月次未利用金額を積立設定できます。
また特定口座(一般口座)を選ぶことでつみたてNISAではお取引できなかった、当社取り扱いのほとんどのファンドが取引できるようになります。

  • 特定口座(一般口座)でのお取引に係る利益は課税対象となりますので、あらかじめご了承下さい。

マメ知識!設定金額の違いで将来の見込資産額に大きな違いが

積立初年度に設定した金額でそのまま運用し続けた場合と、増額金額分が解除された場合では、将来の見込資産額が大きく違ってきます。
例1と例2のような積立をした場合に、どれくらい将来の見込資産に違いが出るかをシミュレーションしてみましょう。

シミュレーション設定
積立金額:毎月5万(うち増額2万)
積立期間:20年間
リターン:3%

例1 増額解除後毎月3万円で積立する場合

最終の積立金額(投資元本+運用収益)は9,849,060円となります。

例2 増額解除後も引き続き毎月5万円で積立する場合

最終の積立金額(投資元本+運用収益)は16,415,100円となります。

上の例で比較すると最終的な積立金額に約650万円の差が生まれます。投資元本は違うものの、運用収益を比較しても5万円の積立(例2)のほうが約200万円もプラスになっています。したがって増額の設定解除後も、できるだけ解除前の設定額で引き続き設定を行うほうが将来の見込資産額は上昇します。

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