2024年09月19日
11月5日(火)から東京証券取引所における現物市場の取引終了時刻は従来の15時から15時30分に延伸されます。また、大引けの売買について、クロージング・オークションを導入し、売買が成立しない注文受付時間を15時25分から5分間設けた後、15時30分に板寄せを行うようになります。
なお、今回の変更にあわせて、立会外取引(ToSTNeT)やデリバティブ市場の一部商品についても取引時間が変更されます。詳しくは、日本取引所グループサイトをご覧ください。
先物オプションは取引時間が以下の通り、日中立会は8:45~15:45、夜間立会は17:00~翌6:00に変更されます。
クロージング・オークションとは後場のザラバ終了後に注文受付時間を設け、その後大引けの板寄せを行う仕組みであり、海外の取引所でも導入されている制度となっています。昨今、大引けの売買の重要性も高まるなか、終値形成における透明性の更なる向上を目的として東証でも導入されることとなりました。
東証ではこれまで後場のザラバ終了後すぐに板寄せを行っていたところ、クロージング・オークション導入後は15時25分から5分間、売買は成立しない注文受付時間が設けられ、この間、寄り付き前と同様に売買注文の状況(板状況)が配信されます。その後、取引終了時刻の15時30分に板寄せが実施されるようになります。
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