“運”が良ければ本当に2倍とか3倍にもなるだろうと思う。運なんて言うと「え~?」と思うかもしれないけど、実際そうなんだよ。
君らのこれからの投資期間が果たしてどういう経済環境、投資環境になるのかという運に、完全に左右されちゃう。
これはいくら勉強しても事前にはわからないし、どんなに過去好調だったファンドも、どんなにコストが安いファンドも、その運には逆らえない。
逆に、運に恵まれた投資期間に積立をやっていたなら、どの資産、つまり米国株とか世界株とか、あるいはREITとかも、すっごく大雑把に言えばまぁ大体同じような方向で、大体同じように「最高な結果」に満足することになると思うし、運に恵まれなかったら大体全部つらいことになる。
ガッカリさせるような言い方で悪いけど、そういうことなの。
商品選択とか知識とかよりも、運に大きく左右される。
ただ、君らのように20年以上取り組める人なら、いい時と悪い時とを数回経験しながらも最終的には大笑いする結果を、相当に高い確率で得ているだろうと思う。
「最高の運」に恵まれるかどうかは知らんけど、少なくとも「預金じゃなく投信でやっててよかった~。あの時お父さんに相談してよかった~」となるだろうという確信があるからこそ、大事な娘と夫にこういう話をしている。
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