でも全体のグラフをもう一度見てほしい。
僕が積立をスタートした時の日経平均はちょうど20,000円くらいだよね。
それが2021年末のエンドでは28,000円くらい。
確かに約4割は上昇してるけど2倍にまではなってないよね。でもこの時期に積立を続けた僕の資産は2倍以上の2,800万円になっている。
スゴくない?いやホントに。
なぜこんな不思議なことになるのか。
それは簡単に言えば、2回の下落時に積立を止めてなかったおかげ。
その時に「口数」が増えていて、その溜まった口数がアベノミクス以降の上昇時に花開いている、ブーストしている、ってこと。
何でこんな不思議なことが起こっているのか。
投資信託って、毎日1回計算される「基準価額」という1口あたりのファンドの値段を「口数で買う」ものなの。
細かい話を抜きに単純化すれば、もし10,000円の基準価額のファンドを100万円分買いたいという人がいたら、100万円÷10,000円で、その人は100口を買うことになる。もし5,000円のファンドだったら、100万円÷5,000円なので200口買うって感じ。
積立って、同じファンドを毎月同じ日に同じ金額で買い続ける仕組みなわけだよね。
ということは、先月よりも値段が下がったファンドを今月5万円買うと、先月よりも多くの口数を取得することになるわけだよね。
基準価額が下がってても同じ金額分買うんだから、ゲットできる口数は先月より多くなる。
さらに来月も下がっているとすれば、来月の5万円ではもっと多くの口数を買うことになる。
これが理由。
僕は20年間で大きな暴落を2回経験したわけだけど、その時僕はメチャメチャ口数を増やしてた。
そして最後になって上がったもんだから、溜まってた口数がブーストして、ターボがかかって急に増え方が増したわけ。
「下がっても止めなかった」ことが花開いた結果、日経平均は28,000円までと4割しか上がってないのに、僕は資産を2倍以上に増やすことができてるわけ。
あ、何だか自慢で終わってしまったね。また次回。
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