(出所)各種情報より楽天証券経済研究所作成
出典:ABC News/538 • 最終更新:2024-10-31
<参考>米大統領選挙と経済インパクト(Nasdaqチーフエコノミスト フィル・マッキントッシュ)
4年に1度のビッグイベント「大統領選挙」がいよいよ幕を開けます。
大統領選挙で注目される銘柄は、各候補者の政策が焦点となります。アナリストが着目している、各候補者の政策に関連した銘柄を確認しましょう。
楽天証券経済研究所チーフアナリスト
今中 能夫
最低投資金額 57,583円
ハリス候補は在任期間の4年間に300万戸の新規住宅建設を行うとしている。アメリカはDIYが盛んであるため、ホームセンター大手のホームデポに注目したい!
最低投資金額 27,153円
D.R.ホートンはアメリカトップの住宅メーカーであり、高級住宅から普及価格帯の住宅まで幅広くそろえている。ハリス候補が唱える住宅メーカーへの税制優遇措置や、初めて住宅を購入する人への補助金は、実現すれば住宅メーカーにとって追い風となろう。また、利下げによって新規の住宅建設が増えると思われる。
最低投資金額 35,066円
ファーストソーラーは、太陽電池(PV)ソーラーエネルギーソリューションの世界的なプロバイダーである。民主党は環境重視の政策を続けているため、ハリス政権が成立した場合でも太陽光発電に対する積極姿勢は維持されると思われる。
最低投資金額 37,286円
トランプ候補は大統領になったらEV補助金を廃止するとしている。EVの代表企業であるテスラは補助金なしでも損益分岐点を上回ると思われるが、競合の多くは補助金がなくなれば、苦境に陥る可能性がある。ただし、ハリス候補が当選してEV補助金が続いても、テスラの優位は変わらないだろう。
最低投資金額 16,650円
トランプ候補は化石燃料に対する規制緩和を主張している。石油、天然ガス大手のエクソンモービルに対しては追い風となろう。
最低投資金額 30,492円
トランプ候補は各産業の規制緩和を主張しているため、当選すれば金融機関の規制緩和が進むと思われる。大手銀行にとっては追い風となろう。
更新日:2024年9月19日
選挙のスケジュールは相場を大きく左右します。結果によっては、マーケットが大きく動くことがあります。大統領の就任式までのスケジュールと、投開票日当日の過去のマーケットの値動きを確認しましょう。
過去2020年大統領選挙時の株価はスーパーチューズデーから大統領就任式までを通じて
S&P500種株価指指数 +28%*!
ナスダック指数総合 +55%*!
過去2020年大統領選挙時の1日のマーケットの動きは
S&P500種株価指数は前日から+1.8%*!
ナスダック指数総合は前日から+1.9%*!
外国株式のリスクと費用について