設定期間の異なる移動平均線を複数表示するテクニカル指標です。ウェブチャートでは常時9本表示しています。期間の短い移動平均と長い移動平均では相場の動きに反応する速度が異なりますが、多重移動平均を用いることで両者の間の細かい反応の動きを見ることができます。
■初期設定
期間…2 スパン…2
なお多重移動平均線のパラメータ設定については画面右下の【詳細設定】より行なえます。
表示・非表示の切り替えを行なう場合はチャート画面上部の【テクニカルチャートを追加】をクリックし、トレンド系の多重移動平均線のチェックのオン・オフを行なってください。
多重移動平均はトレンドの向きだけでなく、その勢いも見ることができます。例えば、複数表示されている線のうち、上向きの線の本数が多いほど買いが優勢、反対に下向きの線の本数が多ければ売りが優勢、横向きの線が多ければ様子見といった具合に判断します。また、価格との位置関係で支持や抵抗の目安としても使えます。
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がる事を保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。