新値足は、縦軸に価格をとり横軸に時間の概念が入らない不規則時系列チャートですが、これに対し、横軸に時間の概念を含ませたものが時系列新値足となります。つまり価格変動がない期間であっても足をスライドさせて描画することになります。目先の小さな価格変動にとらわれず、トレンド転換を知るために開発された指標です。終値を用いて、上昇相場では高値を更新した時に、下落相場では安値を更新した時に初めて行を変えて新しい足が記入されます。 陽線から陰線、陰線から陽線への転換については設定した足本数を抜いた時、始めて陽線(陰線)が描画されます。
※初期設定では3なので直近3本分の足を抜くだけのレート変動が必要です。
■初期設定
期間…3
表示・非表示の切替を行う場合はチャート画面の「凡例」にある「テクニカルチャート」をクリックし、トレンド系の「時系列新値足」のチェックのオン・オフを行ってください。
[1]陰線から陽線に変わった場合(陽転)→買い
陽線から陰線に変わった場合(陰転)→売り
[2]陽転してから二本目の陽線→買い
この場合、一本目の陽線に比べ、二本目の陽線が、ちょうど首を出したような小さな形になっていればさらに良いとされます。
[3]陰転してから二本目の陰線→売り
この場合、一本目の陰線に比べ、二本目の陰線が、ちょうど首を出したような小さな形になっていればさらに良いとされます。