RCIは順位相関係数とも呼ばれ、通貨ペアの時間の推移と価格の水準それぞれに順位をつけ、その相関関係を見ることにより、割高あるいは割安を判断する指標です(モメンタム系オシレーター)。期間が手前になれば順位が高く(数値は低い)、価格が高くなれば同様に順位が高く(数値は低い)なります。例えば、期間中継続して終値が高く引けるようであると、RCIは+100に近づいていきます。他方、期間中継続して終値が安く引けるようであると、RCIは-100に近づいていきます。
■初期設定
期間1…5、期間2…10
なおRCIのパラメータ設定については画面右下の【詳細設定】より行なえます。
表示・非表示の切り替えを行なう場合はチャート画面上部の【テクニカルチャートを追加】をクリックし、オシレーター系のRCIのチェックのオン・オフを行なってください。
[1]0を中心にして、+80以上を買われすぎ⇒売り、-80以下を売られすぎ⇒買いと判断します。
[2]2本のRCIのライン(5日と10日)のクロスを転換のサインとする。-100%付近で短期線(5日)が中期線(10日)を上抜いた場合⇒「買い」、もしくは100%付近で短期線(5日)が中期線(10日)を下抜いた場合⇒「売り」と判断します。
[3]RCIが底を打って、上向いた場合⇒「買い」、天井を打って、下向いた場合⇒「売り」となります。
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がる事を保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。