逆日歩および弁済の期限等が取引所規則により決定されている信用取引です。制度信用取引が行なえる銘柄は、一定の基準を満たした銘柄(制度信用銘柄)となります。
金利・貸株料が安い
売建できる銘柄数が多い
制度信用取引の買方金利は年率2.80%(優遇金利:2.28%)、貸株料は年率1.10%となっており、一般信用取引「無期限」の買方金利年率2.80%(優遇金利:年2.10%)、貸株料年利率1.10%と同等の、安さになっております。
一般信用取引での売建対象銘柄は、当社が選定した銘柄である一方、制度信用取引の売建対象銘柄は、証券取引所が定めた一定の基準を満たした銘柄となります。この証券取引所が定めた基準を満たした銘柄を「貸借銘柄」といいます。
信用新規建区分 | 買建・売建 |
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返済期限 | 6ヶ月 |
対象銘柄 | 証券取引所選定銘柄のうち当社が定める銘柄 |
手数料(その他諸経費) | |
買方金利(年率) | 通常金利:2.80%(優遇金利:2.28%) |
売方金利(年率) | 0% |
貸株料【売建の場合】(年率) | 1.10% |
逆日歩(品貸料) | 当日の取引終了後に1株あたりの単価で決定。(銘柄別) |
チャネル | 全チャネル |
制度信用取引の場合、売建のニーズが高まり株式が不足すると、証券金融会社は不足する株式を機関投資家等から借り受けます。その際発生するコストを逆日歩(品貸料)と言います。
一般信用取引の場合、証券金融会社を利用せず株式を調達するので、逆日歩がかかりません。よって、無駄なコストを抑えて取引することができます。
制度信用取引の返済期限は6ヶ月※です。返済期日到来した際に建玉を保有していると強制決済となります。
一方で、一般信用取引(無期限)は返済期限が無期限ですので、返済期日到来による建玉の強制決済などを気にせず、長期的に収益を狙うことができます。
制度信用取引を利用するには、楽天証券の信用取引口座開設が必要です。
国内株式のリスクと費用について
楽天銀行と口座連携すると自動入出金(スイープ)ができるだけでなく、楽天銀行の普通預金には年0.10%(税引前)の優遇金利が適用されます。