現物株式は売却しない限り、株価の変動により利益や損失が日々増減します。これを「評価損益」といいます。
信用取引でも同じように、建玉を保有しているあいだの損益を評価損益といいます。
信用取引には「評価損益率」と呼ばれる、損益に注目した指標が存在します。
これは、信用買い建玉を保有している投資家がどれくらいの損益になっているのかをパーセント(%)で表したものです。原則として毎週水曜日に東京証券取引所が公表している「信用取引残高」の数値をベースに算出され、日経新聞では翌日の木曜日の朝刊に掲載されています。
グラフは、二市場・当社とも週末の信用評価損益率を示しています。
グラフは二市場の値を0として当社の値との較差を示しています。
一般的に評価損益率が-10%を下回ると「追証」が発生してくる水準と言われ、連続して追証が発生してくる急落局面につながると言われています。また、-15%~-20%を下回ると相場は底入れし上昇に転じ、-3%~-3.5%に近づくと天井圏とし相場全体が頂点に達したと言われています。
上の図は2012年1月から2016年3月までの日経平均株価と信用評価損益率の推移です。
信用評価損益率が20%まで低下した2012年6月、2016年6月頃に日経平均が底入れしているのがわかります。
「資産・照会」→信用取引「信用建玉一覧」画面の「評価損益率」からご確認いただけます。
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「注文約定」→「信用建玉一覧」画面の「評価損益率」からご確認いただけます。
「注文約定」→信用取引「信用建玉一覧」画面の「評価損益率」からご確認いただけます。
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