香港ドル建てのH株を発行する企業の多くは、中国本土の人民元建てA株市場に重複上場しています。A株とH株は、中国企業が発行する同一権利、同一額面の株式で、株主の権利という点では同じです。
海外からの投資に規制が設けられているため、世界の株式相場の影響を相対的に受けにくい独自のマーケットとなるため、本土市場は「中国政府の政策の影響を受けやすい」
国内の投機的な買いもあって株価が割高になる傾向。
米ドルとのペッグ制(香港ドルと米ドルとの為替レートを一定に保つ制度)を採用しているため、香港市場が「米国の金利や株式相場の影響を受けやすい」
国際マーケットの香港市場に上場するH株は、PERやPBRに照らし、株価も国際基準で決定され比較的適正な水準に落ち着く。
外国株式のリスクと費用について