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【特集】新NISAで資産運用を変えよう!イコールウェイトこそ「長期・積立・分散」投資の王道!【First Trust】

【特集】新NISAで資産運用を変えよう!イコールウェイトこそ「長期・積立・分散」投資の王道!【First Trust】

2024年4月26日

イコールウェイトで分散投資

2010年以降、スマホのアップル、パソコンのマイクロソフト、ネット通販のアマゾン、検索エンジンのグーグル、SNSのフェイスブック、動画サイトのYouTubeなど、米国ハイテク企業のサービスは私たちの日々の生活に欠かせない存在となってきています。
ここ数年、こうした米国ハイテク株への投資は人気を集めていますが、あなたの米国株投資はマグニフィセント・セブンに偏りすぎてはいないでしょうか?

米国市場を牽引する「マグニフィセント・セブン」とは?

GAFAM(ガーファム)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの頭文字を取った略語で、グローバルなサービスを展開している米国の巨大IT企業の5社を指します。そして最近では、このGAFAMにテスラとエヌビディアを加えた大手7社を「マグニフィセント・セブン」と呼ぶようになっています。
中でも、半導体大手エヌビディアの時価総額は2024年3月1日の終値で2兆米ドルを超え、米国企業としてマイクロソフトとアップルに次ぐ3位となり、注目を集めました。

S&P500指数とマグニフィセント・セブンのパフォーマンス比較

出所:ブルームバーグ、期間:2019年3月15日~2024年3月15日。

主要株価指数の連動型ファンドを一本持ちで大丈夫?

「マグニフィセント・セブン」は、2023年初頭から米国株式市場を牽引しており、2023年のS&P500指数の上昇は主にこの7社の時価総額の増加によるもので、同指数の時価総額に占める上位10銘柄の割合は数十年ぶりの集中度となっています。
米国市場は近年、大幅な下落と回復を繰り返しながらも、過去最高値を更新してきましたが、「この先、大きな相場調整が差し迫っているのではないか」、「不安定な相場環境の中でどう分散すればいいのか」というお悩みをしばしば耳にします。
「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」、過去と全く同じ市場環境はないものの、過去の相場動向は今後の投資指針としては有用です。

S&P500指数における時価総額上位5銘柄の組入比率

表は横にスクロールします

ティッカー 銘柄名 S&P500指数における組入比率
(1999年12月31日時点)
MSFT マイクロソフト 4.89%
GF ゼネラル・エレクトリック 4.12%
CSCO シスコシステムズ 2.84%
WMT ウォルマート 2.50%
XOM エクソンモービル 2.26%
ティッカー 銘柄名 S&P500指数における組入比率
(2024年2月29日時点)
MSFT マイクロソフト 7.18%
AAPL アップル 6.18%
NVDA エヌビディア 4.57%
AMZN アマゾン・ドット・コム 3.76%
GOOG/GOOGL アルファベットクラスC/クラスA 3.54%

出所:ファーストトラスト、ファクトセット、期間:1985年1月31日~2024年2月29日。

イコールウェイトとキャップウェイトの違いは?

分散投資と一口に言っても、個別銘柄への分散、セクターへの分散、地域や国別への分散など、いろいろ切り口がある中で、何をどう分散したらよいかは、気になるところです。
米国の主要株価指数は基本的に時価総額加重(キャップウェイト)で算出しており、各銘柄の組入比率は銘柄の時価総額を全銘柄の時価総額の合計で割るため、時価総額の大きい大型株の組入比率が高く、浮動株調整の影響を受けやすくなります。
これとは異なり、規律に従って定期的にリバランスすることができるのが均等加重(イコールウェイト)で、すべての構成銘柄が同じウェイトで割り当てられるのが特徴です。しかし、各銘柄を同じウェイトに維持するため、ポートフォリオ内での売買頻度が多くなるので、取引コストが高くなる可能性があります。

一目でわかる時価総額加重と均等加重の違い

積立で長期投資ならこの3本

みなさん、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」 という干支にまつわる相場格言はご存じでしょうか?
2024年は「辰年」、2022年から続いているウクライナ戦争や、先が見えない中東情勢、欧米の金融政策、11月の米大統領選挙など世界の株式市場に影響を与える出来事が多くありそうです。どのような投資戦略をとればよいのか、3つのポイントを抑えましょう!

現金比率が高く、負債比率が低い、財務が健全な米国企業に投資!

柔軟性のあるポートフォリオを構築するには、堅実なファンダメンタルズを示す企業を見極めることが重要です。強固なバランスシートを持つ資本力のある企業は、長期にわたり株主により高い安定性とパフォーマンスを提供する可能性があります。
ファーストトラスト キャピタル ストレングス ETF(FTCS)」は、過去のボラティリティが比較的低く、強固な市場ポジションを持つ資本力のある企業に投資するためのマルチファクター・アプローチを提供します。組入銘柄の選定プロセスでは、高い流動性、収益成長力、財務力と利益成長の実績を持つ企業を探すためのスクリーニングを行います。

FTCSの基準価額および純資産額の推移

出所:ファーストトラスト、2024年3月15日時点。

FTCS組入銘柄の選定プロセス

出所:ファーストトラスト、2023年12月末時点。

NASDAQ100指数のうちテクノロジーセクター銘柄のみを均等加重で投資!

テクノロジー企業に投資したい場合、NASDAQ100指数に連動するETFを売買する方が多いかと思いますが、NASDAQ100指数の組入銘柄は必ずしもテクノロジー企業ではありません。
ファーストトラスト ナスダック100 テクノロジーセクター指数ファンド(QTEC)」は2006年4月から運用開始され、NASDAQ 100テクノロジー・セクター指数への連動を目指すETFです。NASDAQ100指数のうち、業界分類ベンチマークに従ってテクノロジー業界に分類される銘柄に均等加重で投資します。組入銘柄は、①金融事業会社に属しない、②1日出来高の3ヵ月平均が20万株以上、などの条件を満たす必要があります。四半期毎にリバランスを行いますが、NASDAQ100指数に入れ替えがある場合はその都度、再構成されます。

QTECの基準価額および純資産額の推移

出所:ファーストトラスト、2024年3月15日時点。

QTECの上位保有10銘柄およびセクター別内訳

出所:ファーストトラスト、2024年3月15日時点。

出所:ファーストトラスト、2024年3月15日時点。

直近5年間に増配実績があり、将来にも配当引き上げを継続する能力をもつ優良企業に投資!

多くの配当成長戦略では、過去の配当成長率をベースにスクリーニングしています。しかし、過去の配当実績は、企業がそれを維持することを保証するものではありません。
ファーストトラスト 増配アチーバーズETF(RDVY)」は過去の配当実績に加えて、将来的要因(長期的に配当引き上げを継続する能力)を含めることにより、より質の高い配当成長企業を選別します。従来の配当支払戦略とは異なり、過去5年間の配当成長率が高いセクターにより多くウェイトをかける方針で、各セクターへの投資比率は最大30%となります。

RDVYの基準価額および純資産額の推移

出所:ファーストトラスト、2024年3月15日時点。

RDVY組入銘柄の選定プロセス

出所:ファーストトラスト、2024年1月末時点。

テーマ投資&アクティブ運用

ETF調査会社のETFGI(本社ロンドン)によると、世界のETF資産規模は2024年2月末時点で12.25兆ドル(約1,780兆円)を達し、直近5年間で約2.5倍に成長しました。
ここ数年では、上場本数と資産残高が顕著に伸びているアクティブ運用型ETF、今年初頭に上場したビットコインETFなども注目を集めています。

ファーストトラストはどんな会社?

ファースト・トラスト社(米国イリノイ州)は、1991年設立以来30年間にわたり、長期投資をベースに、株式や債券のETF に加え、テーマ型のETF やコモディティ関連ETF まで、200本を超える多様なETFを運用している米国第6位のETF運用会社です。
楽天証券では、ファーストトラスト 増配アチーバーズETF(RDVY)、ファーストトラスト ナスダック AI & ロボティックスETF(ROBT)など、米国ETF38銘柄の取扱いがあります。
運用資産残高は、2023年12月末時点で2,109億ドル(約30兆円、1ドル=145円)になります。毎年発表のバロンズ・ベストファンドファミリー・ランキングの株式部門にて、2018年および2019年の2年連続No.1を記録しました。

数字でわかるファーストトラストETF

出所:ファーストトラスト

米国大統領選挙ではやはりテーマ型ETFが盛り上がる?

4年に1度に行われるアメリカ大統領選挙、いまや米国と世界の行方を左右する重要なイベントとなっています。実は、本選挙(投票日)に向けた動きは1年以上前から始まり、アメリカ国民の一大祭りです。
選挙当日やその前後には、大統領の任期4年が株式市場にどのような影響を与えるかについて、しばしば不安が生じます。以下は各選挙サイクルの年ごとのS&P500指数のパフォーマンスとなります。過去92年間、S&P500指数は73%の確率でプラス・パフォーマンスを記録し、年平均トータル・リターンは11.54%でした。

4年間選挙サイクルにおけるS&P500指数のパフォーマンス

出所:ファーストトラスト、モーニングスター、2023年12月末時点。

過去の選挙期間におけるS&P500指数パフォーマンスからみると、92年間中の67年間(73%)がプラスのパフォーマンスとなり、選挙サイクル4年間の平均トータル・リターンは46.18%、共和党政権時の年間平均トータル・リターンは7.85%、民主党政権時の年間平均トータル・リターンは14.93%でした。
また、民主党と共和党のそれぞれのプリンシパルと各候補者の政策によって、セクター別、テーマ別のパフォーマンスもさまざまでした。

ファーストトラストのテーマ別ETF一覧

米国ではアクティブ運用型ETFは流行している?

日本では2023年6月末、東京証券取引所(東証)が特定の指数に連動しないアクティブ運用型ETFの上場制度を導入すると発表し、同年9月7日、第一陣となる6銘柄が新規上場しました。
米国では、2012年に債券アクティブETFが初登場し、2019年に米国証券取引委員会(SEC)がアクティブETFに関する保有銘柄の日々開示規制を緩めたことをきっかけに、アクティブ運用ETF市場の拡大ペースが加速しており、市場全体に占めるアクティブETFの割合は徐々に高まっています。2023年以降は、従来のアクティブ運用ファンドを、より低コストのアクティブ運用ETFに置き換える動きも進んでいます。2020年以降は、新規上場ETFに占めるアクティブ運用型ETFの本数は指数連動型ETFを上回りました。

新規上場ETFにおけるアクティブ運用型と指数連動型の本数

出所:ファーストトラスト、ブルームバーグ、2024年1月末時点。

債券は、国や地方公共団体、民間企業などが資金を調達するために発行する借用証書で、保有期間中に定期的な「利子」、および、満期時に元本またはあらかじめ約束した「額面金額」を受取ることができます。債券は全ての金融商品の中で最も種類が豊富で、発行体や通貨、利払い方式、償還期間、投資適格などに応じて、自分の投資目的とリスク許容度に適応するものを選ぶことが魅力です。

ファーストトラストのアクティブ運用型ETF一覧

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