2023年これまでのマーケットを振り返ると、1-3月は欧米において金融システム全体に対するリスク懸念からやや軟調な場面がみられたものの、4-6月においては、主要国の株式市場は、投資家のリスク選好姿勢が強まったことなどから堅調な展開となりました。足元3カ月の7-9月、特に8月以降は、米国における金融引き締めが長期化するとの観測を背景に、世界的に長期金利が大きく上昇したことを受けて、やや軟調な展開が続いています。また、為替市場では円は米ドルに対し、昨年2022年10月以来の水準となる149円台まで下落しました。
2023年1月4日~2023年9月29日
2023年からの株式市場は底堅く推移してきましたが、足元3カ月においては、米国の長期金利が大きく上昇したことを背景に、やや軟調な動きとなっています。為替市場では、足元で149円台をつけるなど、円の下落傾向が顕著となっています。日米の金利差を背景とした米ドル高(円安)の影響から、円建てでの米国株式指数は上昇傾向が続いています。
(出所)楽天投信投資顧問作成
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2003年から「らくらく投資」のそれぞれのコースで100万円運用したと仮定した場合のシミュレーションを見ると、リーマンショックやコロナショックといった、過去の大きな下落局面を乗り越えながら、着実にリターンを積み上げてられていることがわかります。また、大きな下落局面での下落率は相対的に抑えられていたことに加え、足元のマーケット上昇局面においても着実にリターンを積みあげることができております。つまり、「らくらく投資」は、さまざまな局面において、その分散投資効果を発揮していると考えられます。
(出所)楽天投信投資顧問作成
(期間)2003年3月末~2023年9月末
さらに、2003年から「らくらく投資」のそれぞれのコースに毎月3万円ずつ積立投資を行った場合のシミュレーションを見ると、約20年間で大きく資産を形成できていることがわかります。
(出所)楽天投信投資顧問作成
(期間)2003年3月末~2023年9月末
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