Direxionは日本で55本のETFを登録しています。
これら55本のETFのうち、投資家に最も人気があるETFはどれでしょうか?また、人気の理由は何でしょうか?
楽天証券内の月次売買代金と保有残高に基づくと、2022年3月末時点日本で登録されているDirexionのレバレッジド・アンド・インバースETFのうち、日本で特に人気があるのはSOXL、SOXS 、SPXL、SPXS 、TECL、TECS 、TMV、CWEB 、WEBL です。レバレッジド・アンド・インバースETFの取引に関しては、日本の投資家はシンプルで分かりやすいテーマを好む傾向があります。例えば、米国市場の大型株に投資したい場合、米国株式市場の代表的なインデックスであるS&P500指数(SPXLとSPXS)に投資します。米国小型株に投資したい場合、米国株式市場のラッセル2000(TNA & TZA)に投資します。米国債の取引では、TMVとTMFなど、米国債インデックスに関連するETFを直接取引します。日本の投資家は、特に有名な市場テーマやイベントに基づくレバレッジ・インバースETFの取引も選好しています。例えば、彼らが取引する米国のハイテク・半導体セクターETFは、米中対立のニュースに非常に影響を受けやすいです。金鉱関連のレバレッジド・アンド・インバースETFは、米中貿易摩擦におけるヘッジのアイデアに関連します。
レバレッジドETFはボラティリティが高くなる可能性があり、大きな元本毀損リスクが存在します。それにもかかわらず、2022年4月11日時点、世界で最も運用資産残高が多かったレバレッジド・アンド・インバースETFの上位10本は、いずれも毎日数百万口が取引されています。この上位10本には、Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF(SOXL)、Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF(SPXL)、Direxion デイリー 米国金融株 ブル3倍 ETF(FAS)、Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF(TECL)などが含まれます。
日本で登録されているDirexion ETFのうち、過去1年間の運用成績上位5本はERX、GUSH 、CURE、 DRN、 LABD でした。年率リターンは、2022年3月末時点でそれぞれ123.31% 、114.42% 、61.30%、 51.62%、 42.74% となっています。
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