米国株式 外国為替取引の確定申告時のお取引確認方法

米国株式を購入する際、円貨と外貨、2つの決済方法を選択できます。
外貨決済で米国株式を購入した場合、外貨を消費したこととなり、外国為替取引と同様の扱いになります。
そのため、発生した為替差損益は雑所得となり、確定申告が必要な場合があります。
また、米国株式を売却して取得した外貨を、売却して円に交換した場合も、外国為替取引になるため雑所得が発生します。

米国株式 円貨決済と外貨決済の違い

円貨決済

お客様が保有する円貨で、米国株式を購入する方法です。
米株購入時に、自動的に日本円から米ドルへ外国為替取引を行い精算しているので、売買による損益以外の所得は発生しません。

円貨決済 お客様が保有する円貨で、米国株式を購入する方法です。

外貨決済

お客様があらかじめ用意した米ドルで、米国株式を購入する方法です。
米株購入時に、米ドルを消費して外国為替取引を行うため、その際の為替差益は雑所得となります。

外貨決済 お客様があらかじめ用意した米ドルで、米国株式を購入する方法です。

米国株式 外国為替取引の確認方法

米国株式の取引履歴は「口座明細(精算履歴)」より、確認できます。
⇒外貨建てタブを選択し、取引種類「外国株式」を選択し、「表示」ボタンをクリックする

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ご注意

税制に関する個別的事情はお近くの税務署へご相談ください。また、税務当局が現行法令について本項で述べた取扱とは異なる解釈をした場合、取扱が異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。