コストの安さや取引のしやすさに加え、近年のラインナップ充実により着実に注目が高まっているのがETFです。特に中長期での資産形成を図る投資家にとっては、ETFを組み合わせることで、個人投資家にも世界一流の機関投資家が導入する洗練された投資戦略に近い運用を目指すことも可能です。
楽天証券はETFを使った投資術を活かすことで投資家としてのステップアップを図り、賢い資産形成を提唱します。
ただ、いざETF中心に長期的に資産を形成しようといっても、どのETF資産をどれだけ持てばよいのか見当がつかないということも多いのではないでしょうか。
そんな時に参考したいのが、基本ポートフォリオという考え方です。
基本ポートフォリオとは、投資する資産を種類ごとにその構成比を決め、そのバランスを維持しつつ運用を行うという手法です。例えば投資できるお金が100万円あったとしたら、まず投資する資産を種類別に国内株、外国株、国内債券、外国債券などに区分けし、20万円を国内株、30万円を外国株、20万円を日本の国際、残り30万円を外国の債券に配分するといった具合です。
政策アセットミックスとも呼ばれるこの運用手法は特に長期の運用によい結果をもたらすとされており、年金基金や保険会社などのプロの機関投資家に活用されています。
基本ポートフォリオを実践するメリットは大きく2つあるといえます。
まず様々な種類の資産に分散して投資することで、資産価格の変動を抑えられることです。例えば株式だけを持っておくと株式市場が好調な時はよいのですが、いったん株式市場が下落基調となってしまえば保有している株価が値下がりしてしまうかもしれません。そんな時に景気の悪い時に買われやすい債券を保有しておけば、債券の値上がり分が株価の下落を相殺し、資産全体の価値が大きく減ることを回避できるのです。また債券だけを保有するより、株式を組み合わせたほうがより高い収益が期待できるでしょう。
また基本ポートフォリオの手法を導入することで、投資家が求める収益やリスクをコントロールしやすくなることも考えられます。自分の保有する資産の基本ポートフォリオを意識しながら収益性を高めるために経済成長が著しい新興国への投資を増やしたり、債券などの資産を増やしてより安定した収益を目指すことが可能です。
基本ポートフォリオの考え方を上手に利用することで、投資家のニーズにあった適切な資産構成を作り上げられるようになるのです。
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
米国株式信用取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。米国株式信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。また、米国株式信用取引は外貨建てで行う取引であることから、米国株式信用取引による損益は外貨で発生します。そのため、お客様の指示により外貨を円貨に交換する際の為替相場の状況によって為替差損が生じるおそれがあります。
〔現物取引〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引手数料
米国株式 約定代金の0.495%(税込)・最低手数料:0米ドル・上限手数料:22米ドル(税込)
中国株式 約定代金の0.275%(税込)・最低手数料:550円(税込)・上限手数料:5,500円(税込)
アセアン株式 約定代金の1.10%(税込)・最低手数料:550円(税込)・手数料上限なし
※当社が別途指定する銘柄の買付手数料は無料です。
※米国株式の売却時は上記の手数料に加え、別途SEC Fee(米国現地取引所手数料)がかかります。詳しくは当社ウェブページ上でご確認ください。
※中国株式・アセアン株式につきましては、カスタマーサービスセンターのオペレーター取次ぎの場合、通常の取引手数料に2,200円(税込)が追加されます。
〔米国株式信用取引〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引手数料
約定代金の0.33%(税込)・最低手数料:0米ドル・上限手数料:16.5米ドル(税込)
※当社が別途指定する銘柄の新規買建または買返済時の取引手数料は無料です。
※売却時(信用取引の場合、新規売建/売返済時)は上記の手数料に加え、別途SEC Fee(米国現地取引所手数料)がかかります。詳しくは当社ウェブページ上でご確認ください。
米国株大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。米国株大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔米国株式信用取引(米国株大口優遇)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0米ドルです。
投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
「お申込手数料」:ファンドによって異なります。
「信託報酬」:ファンドによって異なります。
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。
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