取引は新規注文を出すことからスタートし、その注文を決済すると取引終了となります。
ここでは取引の全体の流れやレートの見方、代表的な取引方法についてご案内します。
マーケットスピードFXでのお取引方法についてはオンラインヘルプ マーケットスピードFX編をご覧ください。
FX取引の基本
FXは通常の外貨両替などのように買いっぱなしや売りっぱなしで取引が完了することはなく、「買った通貨を売る」「売った通貨を買い戻す」ことで一連の取引が完了します。
新規注文と決済注文
まず取引のはじめに行う売買のことを「新規注文」といい、新規注文で保有したものを反対売買して清算する注文のことを「決済注文」といいます。
新規注文で取引を開始し、決済注文で取引が終了します。
「売り」からはじめる?~先に売ってから、後で安く買い戻す~
「安く買って高く売る」のは一般的な取引ですが、FXでは逆に「売り」からもはじめられるのが特徴的です。「買い」から始める場合は「相場が上昇」すると想定できなければ利益を期待できませんが、逆に「相場が下落」すると想定される場合は「売り」から入ることで利益が期待できるのです。「高く売ってから安く買い戻す」ということになります。このように下落相場でも取引のチャンスが生まれることがFXの大きなメリットのひとつです。
為替レートの見方
一般的に為替レートには2つの価格があります。
2つの為替レート
ニュース番組などではよく「ドル100.00-100.05円」というように「2つ」の為替レートが表示されています。
これは「売りの価格」と「買いの価格」を表していて、売りの価格と買いの価格が若干異なるのです。
売りの価格のことを「Bid(ビッド)」、買いの価格のことを「Ask(アスク)」と言います。そして、この差のことを「スプレッド」と言います。
レートの見方(米ドル/円の取引の場合)
それでは、楽天FXでの為替レートの見方をご説明します。下記は米ドル/円の取引画面で、売りの価格と買いの価格がそれぞれ表示されています。
- 米ドル/円のスプレッドを表示しています。
- 現在値を表示しています。「買いたい」場合は右側の赤い「買」ボタン、「売りたい」場合は左側の青い「売」ボタンをクリックしてください。
- 「高値」「安値」「始値」「終値比」を表示しています。
- この画面はiSPEED FXのASスピード注文画面です。
差益はスプレッド分を考慮!
為替差益を得るためには、例えば「買ったときよりも価格が高くなったら売る」必要がありますが、売りと買いの価格にはスプレッドがあるため、買った直後などレートが動いていない状態で売るとスプレッド分の損をしてしまいます。実際差益が発生するのは、スプレッド分以上に値が動いた場合です。
簡単トレーディング
楽天FXでは、リアルタイムの為替レートを見ながら「買いたい」「売りたい」と思ったときにレートパネルをタップするだけで簡単に取引ができます。
代表的な「ストリーミング」注文を使ったお取引方法をご紹介します。