それでは、実際に注文の発注から決済までを行ってみましょう。
具体例として米ドル/円を最小取引単位である1,000ドルをストリーミングで発注します。
「ストリーミング注文」はリアルタイムで提示されているレートで売買する注文方法のことです。成行注文とも呼ばれ、代表的な注文方法のひとつです。
取引を行うためには楽天FXの口座に証拠金を入金しておく必要があります。取引に必要な金額を確認し、入金を行いましょう。
直接、FX証拠金口座に入金できる「FXリアルタイム入金」がおすすめです。
「リアルタイム入金」「通常振込入金」で入金されると、ご資金は「預り金」として楽天証券口座に反映されます。この場合は振替手続きが必要になりますので、FX証拠金振替からお手続きをお願いいたします。
米ドル1,000ドルをお取引いただく際に、必要証拠金は約4,000円程度(1ドル100円の時)ですが、相場が激しく動いた場合のロスカットに備えて多めに証拠金をご用意されることをお勧めします。
お取引をはじめるには、注文画面の「ストリーミング」を選択します。
表示されているレートの買いボタンをクリックすると「買い注文」、売りボタンをクリックすると「売り注文」を発注します。
注文が完了すると、「約定(やくじょう)」となり、新規の注文が完了します。
新規の注文を約定して取引中になると、建玉(たてぎょく)を保有した状態になります。
「建玉」とは現在保有中の各々の「取引」そのもののことを指し、「ポジション」という言い方もします。
発注済みの注文は、「照会・決済」画面の注文照会から確認することができます。
「売値」が買ったときの値段を上回って、利益として確定したい場合は「決済注文」に移ります。
決済注文:買った米ドル円1,000ドルを売って取引を終了する
現在のレートで決済したい場合は新規注文と同様に「ストリーミング」を選択します。
「通貨ペア」・「数量」・「スリッページ」を入力して注文の設定を行います。
注文が完了すると、「約定(やくじょう)」となり、これで一連の取引が終了します。
利益
「107.657」で買って「107.704」で売ったので、4.7pips(ドル/円の場合1pips = 0.01円)の利益になります。
1,000ドルのお取引なので、47円の利益ですが、1万ドルの取引なら470円の利益となり、10万ドルの取引なら4,700円の利益となります。
「照会・決済」の「約定照会」で取引損益の確認をすることができます。
損が発生している場合はマイナスの数字で表示されます。
このように、代表的な注文方法である「ストリーミング」のほか、直感的に取引を行えるASストリーミングやOCO注文など、さまざまな注文方法がございますので、お客様の取引スタイルに応じた注文方法をご活用ください。
詳しい操作方法につきましてはオンラインヘルプをご覧ください
外国為替証拠金取引(FX)のリスクと費用等について