RCIは順位相関係数とも呼ばれ、通貨ペアの時間の推移と価格の水準それぞれに順位をつけ、その相関関係を見ることにより、割高あるいは割安を判断する指標です(モメンタム系オシレーター)。期間が手前になれば順位が高く(数値は低い)、価格が高くなれば同様に順位が高く(数値は低い)なります。例えば、期間中継続して終値が高く引けるようであると、RCIは+100に近づいていきます。他方、期間中継続して終値が安く引けるようであると、RCIは-100に近づいていきます。
■初期設定
期間1…5、期間2…10、期間3…15
チャート画面上部の【テクニカル選択】をクリックし、オシレーター系のRCIをクリックしてください。
[1]0を中心にして、+80以上を買われすぎ⇒売り、-80以下を売られすぎ⇒買いと判断します。
[2]RCIラインのクロスを転換のサインとする。-100%付近で短期線が他線を上抜いた場合⇒「買い」、もしくは100%付近で短期線が他線を下抜いた場合⇒「売り」と判断します。
[3]RCIが底を打って、上向いた場合⇒「買い」、天井を打って、下向いた場合⇒「売り」となります。
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がることを保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。
「表示・環境設定」メニューから「チャート」を選択すると「チャート設定」画面が呼び出されます。
左下のカラムにあるデフォルト設定メニューから「オシレーター系」>「RCI」を選択すると、パラメーターや線の定義が行えます。
また、チャート画面の線上をクリックすると「テクニカル設定」画面が表示され、こちらの画面でもパラメーターや線の定義が操作できます。