新春講演会2025

板寄せ

板寄せとは、売買開始時までの注文をまとめ、最適株価を出して「始値」を決定する方法です。

板寄せでの売買成立とは

3つの条件を満たす値段で売買が成立

【条件1】
成行の売り注文と買い注文すべてについて約定すること

【条件2】
約定値段より高い買い注文と、約定値段より低い売り注文がすべて約定すること

【条件3】
約定値段において、売り注文または買い注文のいずれか一方すべてについて約定すること

具体的に「板寄せ」でどのようにして値段が決まるのか?

売りと買いの注文が交錯した状態からまずは始値を仮定する

売買開始前の板状況

図は売買開始前の板状況です。
売りと買いのバランスがとれている値段とは売り注文と買い注文のそれぞれ累計数量が逆転する値段を探します。
この場合、累計数量が逆転する値段は501円と500円になっています。このどちらかの値段で始値が決定することになります。

売り成行注文と買い成行注文を約定させる

売り成行注文と買い成行注文を約定させる

それでは、まず500円で始値が決定すると仮定、3つの条件の中の【条件1】を満たすために買いと売りの成行注文をすべて約定させます。
この時点では買い成行注文はすべて約定し、売り成行注文の200株が残ります。

500円より高い買いの指値注文と500円より低い売りの指値注文を約定させる

指値注文を約定させる

次に売り成行注文の残り200株と、【条件2】のとおり500円よりも低い売り注文600株と、500円より高い買い注文800株を約定させます。
これにより、成行注文、500円より安い売り注文と500円より高い買い注文は残りませんので、【条件1】と【条件2】を満たします。

約定値段の売りまたは買い注文のいずれかがすべて約定する状態にする

最後に、500円の売り注文400株と、500円の買い注文1,000株を約定させます。
これにより、売り注文400株すべてが約定し、買い注文についても400株約定します。
以上の結果、始値500円で売買が成立します。また、始値が決まった後の板状況は501円の売り注文が2,000株、500円の買い注文が600株となります。

売買開始前の板状況

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