日経225マイクロ先物はなぜ注目されているの?
「日経225マイクロ先物とは?」「証拠金?レバレッジって何?」という方はぜひ覚えておきましょう!
「日経225マイクロ先物」とは、日経平均株価(日経225)を対象とした先物取引を指します。
「証拠金」と呼ばれる担保を差し入れて、証拠金の数倍から数十倍の取引を行うことができる仕組みとなっています。
「マイクロ」は日経平均株価の10倍、「ミニ」は日経平均株価の100倍、「ラージ」は日経平均株価の1,000倍の取引を、それぞれ総代金の20分の1程度の証拠金で売買することができます。
先物取引とは、「ある資産」を「現在の価格」で「将来のある期限まで」に取引することです。例えば、日経225先物取引の2024年3月限(さんがつぎり)の場合、「日経平均株価(ある資産)」を「33,000円(現在の価格)」で「2024年3月8日(将来のある期限日まで)」に決済する取引です。期限日の前日まではいつでも自由に売買ができます。
先物取引の特徴として、「証拠金取引」制度があります。証拠金取引とは、総代金の一部を証拠金として担保にその何倍もの金額を運用する取引を指します。
小さな金額を預けて大きな金額を動かす原理を、小さな力で大きなものを持ち上げることができるてこ(レバレッジ)になぞらえて『レバレッジ効果』といいます。日経225マイクロ先物だと、日経平均株価が33,000円×10倍の取引金額を証拠金15,000円程度で売買することができますので、レバレッジは22倍(=33万円÷1万5千
つまり、日経225マイクロ先物とは、小額の証拠金をかけて大きく資金を運用する取引です。
売買の際は、証拠金にレバレッジをかけて取引できるため、相場が有利に変動すると(株安時に買って、株高時に売ると)、レバレッジ効果により大きく収益をあげることができます。一方、不利な方向に相場が変動すると大きな損失を被ることがあり、損失が証拠金の額を上回ることもあります。
日経225マイクロ先物、日経225ミニ先物、日経225先物を行うにあたって、かかる費用は取引手数料のみです。建玉に掛かる金利や口座管理料等は一切掛かりません。
日経225マイクロ先物 | 日経225ミニ先物 | 日経225先物 |
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11円(税込)/1枚 | 38.5円(税込)/1枚 | 275円(税込)/1枚 |
先物・オプション取引のリスクと費用について