先物取引を行うあたっては、取引に期限があることを知っておく必要があります。銘柄名の後ろに限月(げんげつ)の数字がありますが、これが取引の期限を表す月です。24-03であれば2024年3月の2週目金曜日を期限とする銘柄です。
23-10や23-11と示されたものが限月(げんげつ)で、23-10は2023年10月限(じゅうがつぎり)と呼ばれます。2023年10月の満期日(第2金曜日ですので10月13日)がSQと呼ばれる最終決済日となり、その前日がお客様が取引できる最終日となります。
SQはスペシャル・クォーテーションの略です。満期日の決済に用いられる最終清算数値のことで、その限月の第2金曜日の日経平均株価(日経 225)の構成銘柄の始値によって算出された指数です。買建てたまま、あるいは売建てたままで取引最終日まで決済しなかった場合、このSQ値で自動的に差金決済されます。
基本的には出来高の多い限月を選ぶようにしましょう。通常、期限の近い3の倍数月(3・6・9・12月限)がメジャー限月と呼ばれ取引の中心となっております。上の価格表の例では23-12の限月が活発に取引されています。※最終決済日まで1週間を切るような場合は、その次のメジャー限月(上の例では24-03)を取引することをお勧めします。
限月の選択に迷ったら
一番出来高の多い限月を選択しよう!
先物・オプション取引のリスクと費用について