(1) フル板の活用方法
東証銘柄のみ
1. 「銘柄」及び「H」機能
銘柄の銘柄コードを指定してください。銘柄コードがわからない場合は、Hボタンをクリックすると「銘柄検索」画面が表れます。
2. 市場
フル板は東証銘柄のみご覧いただけます。
3. 気配本数
データ取得する気配本数を指定する機能です。取得本数が多く画面に表示されない場合は画面に右側のスクロール機能で表示可能です。初期状態では16、32、48から選択が可能ですが、自由に本数を指定していただくことも可能です。(最大指定本数512本)
4. 検索
検索ボタンを押すと指定した銘柄コード、気配本数を反映した市場情報がご覧になれます。
5. 歩み値情報(レイアウト変更機能)
「歩み値情報」ボタンを押すと、歩み値がご覧になれます。「歩み値情報」ボタンとなりのレイアウト変更ボタンを押すと歩み値の表示位置を上下に変更することができます。
6. 中心値段(板検索機能)
「気配本数」【3】で指定した気配本数のうち、選択した値段を検索し画面右端のスライドバーを自動で移動して、売板もしくは買板の中心に表示する機能です。(最良気配モードでご利用なさると自動で通常モードに戻ります。)
7. 中心表示・最良気配
- 中心表示
- 表示する板の基準値を中心値に設定する機能です。中心値とは直近の値段(現在値)となります。ワンクリックで、スライドバーを自動で中心(初期状態)に戻します。
- 最良気配
- 売り、買いの最良気配を常に中心に表示する機能です。ボタンを一回クリックすると右図の「最良気配表示モード」になり、画面右端のスライドバーがご利用いただけなくなります。もう一度クリックすると、「通常モード」にもどります。
8. フル板情報
お客様のフル板の利用状況が確認できます。今月の約定回数や利用期間などをご確認いただけます。
9. 数量・件数合計
板画面上にてマウスで範囲を選択するだけで(左クリックを押しながら範囲を指定する)、選択されたエリアに表示されている注文件数、注文数量をリアルタイムで自動計算します。
10. 板表示切替機能
一般的な売り気配が左上に、買い気配が右下に表示される「板表示」と「パラレル式板表示」(ネット証券初導入)を切り替える機能です。
- パラレル板表示とは
- 欧米やFX取引などで見られる「Bid」「Ask」で表示される形式で、買板と売板を分離して平行に表示する方式です。マーケットスピードでは、さらに買板と売板の左右表示を切り替えることが可能です。
「値段」「数量」「件数」「累計」「引け数量」の各項目表示の機能について
- 列幅調節機能 :
- 項目の境目にマウスポインタを当てると「⇔」が表示され列の横幅を調節することができます。また、右クリックから「プロパティ」→「列幅自動調整」を選択すると常に自動で、列幅を最少幅に調整します。
- 削除機能・表示機能 :
- 右クリックの「プロパティ」メニューから、各項目の削除や表示切替も可能です。
- 順番入替機能 :
- 項目名をドラッグ(左クリック押しながらマウスで横にずらすこと)で、項目の表示順序の入替が可能です。円ベース)の合計が表示されます。
11. 板情報における各項目について
- 値段
- 原則、指値注文のある気配値を表示します。指値注文がない気配値は表示されません。
例(1) 売気配:3,445円~3,515円 買気配:3,365円~3,440円(気配本数設定15本の場合) - 売数量・買数量
- 各気配値における指値注文の数量を表示します。成行注文の数量は含みません。
例(2) 買数量:82,300 (3,430円で発注している買い注文の数量) - 売件数・買件数
- 各気配値における指値注文の件数を表示します。成行注文の件数は含みません。 例(3) 買件数:56 (3,430円で発注している買い注文の件数)
- 売累計・買累計
- 各気配値における注文数量の累計値を表示します。
寄り前など、成行注文が存在する場合には成行注文の数量を含みます。
例(4) 売累計:578,200 (3,450円以上なら、売りたい注文の累計)
90,600(3,445円売累計) + 487,600(3,450円売数量) = 578,200 - 引け数量
- 執行条件に<引け>が選択されている注文について、各気配値、または<成行>の段に表示されます。
引け注文は独立して管理されるため、<売累計><買累計>には含まれません。
例(5) 引け数量:400 執行条件「引け」、発注価格3,420円の売り数量 - 成行
- 成行注文について、<成行>の段に表示します。
成行注文の数量や件数は各気配値における数量や件数には含まれず、累計欄にのみカウントされます。
執行条件に「引け」が指定される成行注文については、<成行>の段の引け数量欄にのみ表示されます。
例(6) 引け数量:19,400 執行条件「引け」、成行による買い注文数量 - OVER
- 指定した<気配本数>以外の発注数量等をまとめて表示したものです。(最大指定本数512本)
例(7) <気配本数>を15本に設定 基準値<3,440>から上値方向の気配値を15本表示
16本目以降の気配値の数量・件数合計 売数量:799,700 売件数:2,045 - UNDER
- 例(8) <気配本数>を15本に設定 基準値<3,440>から下値方向の気配値を15本表示
16本目以降の気配値の数量・件数合計 買数量:1,197,900 買件数:1,846
<OVER><UNDER>において、(売・買)累計のみが表示され、(売・買)数量、件数が表示されない場合は、指定した気配本数(この場合15本)の気配値にすべて含まれて表示されています。
フル板の利用方法等についてはこちら