(20) 平均足
平均足はトレンドの流れを確認する上で便利なテクニカルチャートです。 通常のローソク足とは異なり、「始値・終値・高値・安値」の四本値をそれぞれ平均するなどして、トレンドがわかりやすいようにローソク足を描くため、陽線と陰線に連続性があり、相場の流れを読むことに適しています。
平均足の見方
陽線は「買い」、陰線は「売り」が基本的な考え方です。 「陽線に上ひげは強い買い」、「陰線に下ひげは強い売り」すなわちポジションキープを表します。(例:(1)、(2))
「陽線に下ひげは売り転換間近」、「陰線に上ひげは買い転換間近」すなわち新規や決済注文を発注するタイミングが近づいていることを表します。 陽線・陰線の長さはそのトレンドの強さを表し、前日より短くなったらトレンド変化の兆しです。(例:(3)、(4))
陽線・陰線自体が短い(いわゆる十字線)の表れは、強いトレンドの変化の兆しです。(例:(5))