(6) RCI

RCIは順位相関係数とも呼ばれ、ある株価の時間の推移と価格の水準それぞれに順位をつけ、その相関関係を見ることにより、割高あるいは割安を判断する指標です(モメンタム系オシレーター)。 期間が手前になれば順位が高く(数値は低い)、価格が高くなれば同様に順位が高く(数値は低い)なります。例えば、期間中継続して終値が高く引けるようであると、RCIは+100に近づいていきます。他方、期間中継続して終値が安く引けるようであると、RCIは-100に近づいていきます。

RCIチャートの見方

  • 10を中心にして上下に警戒区域を設け、+80以上を買われすぎ、-80以下を売られすぎと判断します。 2本のRCIのライン(9日と27日)のクロスを転換のサインとする。
  • 2RCIがマイナス領域からプラス領域に入れば買シグナル、プラス領域からマイナス領域に入れば売シグナルと判断します。
  • 3RCIがマイナスサイドからプラスサイドに入れば買い、プラスサイドからマイ ナスサイドに入れば売り、と判断する。

計算式

  • 1直近を1とし、1期間溯る毎に1を加算した順位をつける(Tまで、T=計算期間)。
  • 2期間の中で終値が高い順序で順位をつける(Tまで)。
  • 3期間毎に順位の差の2乗をとり、期間計(S)をとる。
  • 4RCI=[1-6×S/T(T^2-1)]×100

操作説明編

活用編

フル板編

よくあるお問い合わせ