(4) カバードワラント
1. H(Help)ボタンについて <全銘柄共通>
「ワラントコード」がおわかりにならない場合には、こちらのボタンをクリックすると「銘柄検索」画面が表れます。こちらの画面にて銘柄名、業種、発行体ごとに「ワラントコード」の検索が可能です。なお、マーケットメイカーにより最大注文可能数が異なります。
2. カバードワラントの始値・高値・安値と前日比について <カバードワラント>
現在、シティバンクカバードワラントの始値・高値・安値は提供致しておりません。市況情報の始値・高値・安値は0で表示されます。また、時系列情報、チャート情報も同様です。なお、カバードワラントの始値は株式の始値とは異なり、マーケットメイカーが始めに値付けした価格を表示しております。従って、取引開始時刻前に発注した注文はマーケットメイカーが値付けを開始した始値と同値もしくは近辺の価格で注文を出された場合、「出来ず」となる場合がございます。高値・安値・終値についても同様です。
原資産の前日比は前日15:00の大引け価格との対比で表示されます。カバードワラントの前日比は0:00を境とし、前日23:50の価格との対比で表示されますのでご注意下さい。
3. プレミアム <カバードワラントのみ>
原資産の価格と損益分岐点の間の差額をあらわし、パーセントで表示します。異なったカバードワラントを比較する場合などに用いられます。もし満期日まで保有するならば、プレミアム分以上価格が上がる必要があります。以下の計算式で求められます。
「(権利行使価格+原資産1単位分のカバードワラント価格)÷原資産1単位の価格-1 」
4. デルタ <カバードワラントのみ>
カバードワラントの価格変動の最大の要因は原資産の価格変動です。デルタ値とはカバードワラント価格を構成するその他の要因が不変である時に、原資産の変化が原資産1単位分のカバードワラントにどれだけの変化を及ぼすかを表す数値です。デルタが1に近いほどカバードワラント価格と原資産価格の連動性が高くなり、逆に0に近いほど連動性は低くなります。
5. ギアリング <カバードワラントのみ>
原資産の価格を原資産と等価分のカバードワラント価格で割ったものです。原資産そのものを一定単位買い付ける資金でカバードワラントがどれだけ買えるかを示しています。ギアリングが大きい程、リスクもリターンも大きくなります。
6. 実効ギアリング
デルタ×ギアリング=実効ギアリング
実際に株式に投資した場合に比べて実質何倍程度のレバレッジが効いているかを見る指標です。この数字が大きければ大きいほど、少額で多くの投資ができるということ。単純にギアリングを比較するよりも、デルタ(価格感応度)を考慮しているため、実際のカバードワラント価格の変動の程度が判断しやすいです。
7. 参照価格 <カバードワラント>
マーケットメイカーが値付けの際に参照している原資産の価格です。9:00~15:00までは表示されません。日本株式市場は15:00で終了しますので、15:00~23:50まではeワラント・インターナショナルが独自の参照価格(予想価格)もしくは、当日終値をもとにカバードワラントのマーケットメイクを行います。通常は原資産の当日の終値を参照価格としますが、ストップ高・安で原資産の取引が終了した場合、原資産の価格に大きな変化を生じさせるニュースが出た場合等には参照価格は必ずしも当日の終値ではありません。9時から15時の株式取引時間中であっても、気配が更新中である場合には原資産の気配値あるいは時価を参照しない場合があります。
また、米国株市場開始後、米国指数対象銘柄の原資産現在値はリアルタイムで自動更新しますが、米国株式対象銘柄の原資産現在値のみ「最低20分遅れ」で自動更新はいたしません。検索ボタンのクリックにより更新しますのでご注意ください。米国指数・米国株式を原資産としている銘柄の参照価格は米国株市場開始後には表示されません。
なお、米国株市場開始後、米国指数対象銘柄の原資産現在値はリアルタイムで自動更新します。米国株式対象銘柄の原資産現在値は、米株リアルタイム株価の利用申請をしているお客様はリアルタイムで自動更新されます。利用申請をしていないお客様は、NASDAQ銘柄は「15分遅れ」、NYSE銘柄・AMEX銘柄は「20分遅れ」の情報が自動更新されます。米国指数・米国株式を原資産としている銘柄の参照価格は米国株市場開始後には表示されません。
8. 1WR当り原資産数 <カバードワラントのみ>
カバードワラントにつき、どれだけの数量の原資産が買えるか(売れるか)を示します。
9. リーブ・オーダー
フィル・オア・キル方式に加え、リーブ・オーダー方式をご選択頂けます。リーブ・オーダーは、株式取引で採用している指値のことです。お客様が指値注文をし、マーケットメイカーがその瞬間に提示している買い気配・売り気配で折り合わなくても、当該注文は直ちに失効せず、マーケットメイカーの保有する「板」上に残されます。(この「板」は、マーケットメイカーも見ることができない仕組みになっています。)後に条件が合致した場合には約定が成立しますので、株式の指値注文により近い方式となります。