(14) 逆ウォッチ曲線
株価と出来高の関係から相場を予測します。チャート化すると、基本的な株価習性から時計と逆周りになることから「逆ウォッチ」と名づけられました。
逆ウォッチの作成法
- 1株価を縦軸、出来高を横軸にそれぞれ取ります。
- 2株価移動平均、出来高移動平均を座標にとり、順順に結んでいきます。
逆ウオッチサイクル
- a株価は人気圏外であるが、出来高が増加しはじめます(陽転の兆し)。
- b出来高の増え、株価も上昇しはじめます(買いシグナル)。
- c出来高は変動しないが、株価はなおも上昇します(押し目買い)。
- d株価上昇も鈍りはじめ、出来高は減少しはじめます(吹き値売り)。
- e株価の上昇は止まるが、なおも出来高は減少し続けます(陰転の兆し)。
- fさらに出来高は減少し、株価も下落し始めます(売りシグナル)。
- g出来高も減り、株価も下落します(戻り売り)。
- h株価は下げ続けるが、出来高に回復の兆しが見えはじめます(突っ込み買い)。
チャートの見方
現実的にきれいに逆ウォッチを描くことはまれであるが、株価と出来高の基礎的な関係を学ぶ事ができます。
基本的なチャートです。