(2) テクニカル分析の分類
1. 規則時系列分析
縦軸に『価格』、横軸に『時間』をとる、最も一般的なチャート分析法です。
トレンド系分析とモメンタム系オシレーター分析に分類されます。
- aトレンド系分析
- 市場はうねりながら『上昇』、『下降』、『横ばい』を繰り返しますが、現在、市場がどの方向へ向かっているか、あるいはどの方向にいるのかを分析します。
- DMI(DMIはそれ自体でモメンタム系オシレーターとしても機能する)
- 株価移動平均乖離線
- 一目均衡表
- 平均足(コマ足)
- bモメンタム系オシレーター分析
- 「トレンド系分析」で分析したそれぞれのトレンドにおいて、その進行状況(買われすぎ、売られすぎ)を分析します。特に、『横ばい』トレンドのように価格が一定のレンジ内を上下するような時は、有効な分析ツールとなります。
- RSI
- ストキャスティクス
- RCI
- 強弱レシオ
- ボリンジャーバンド
- ATR
2. 不規則時系列分析
縦軸に『価格』をとり、横軸には『時間』の概念が不規則に入るチャートです。 大きなトレンドの変化を察知することができます。
- 新値足
- ポイント・アンド・フィギュア
3. その他のマーケット分析
出来高を独立した1つの指標として分析方法です。
- ボリュームレシオ
- 逆ウォッチ曲線
- 価格帯別出来高
確立論を利用した分析方法です。
- サイコロジカルライン
対平均株価で相対比較した分析方法です。 - レシオケーター
自然界を支配する数値を用いる分析方法です。 - フィボナッチ(フィボナッチリトレースメント)